ワインは1日2 / 3本

勉強を人一倍頑張っている(と自負している)イタリア帰りの理系大学院生が、日々の勉強・読書・お酒について綴っています

殺人的な偏頭痛

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土日と昨日、更新が途絶えました。偏頭痛にやられていました。笑

(写真のビールはデリリウムトレメンス。ベルギーのものです。

 はるなさん、本当にありがとう! ピンクの象が見えちゃうくらい美味しかったです)

 

今日はちょっと真面目な内容が多いかもしれません。

 

 

ニュース

見かけの「プラス成長で消費増税」にかき消されるリーマン級の足音

https://ironna.jp/article/12603

5/20に2019年1~3月期のGDPが発表されましたが、市場の予想を覆し、何とプラス成長

喜ばしいことかと思いきや、その裏には中国・米国の貿易戦争が絡んでいたり、国内需要の落ち込みがあったりと、喜ぶどころか危機感が募るばかり。

リンク先の記事を読んで頂けると、どういう仕組みで今回のGDPが出ているのかよく分かります。

 

ただ、プラスと出た以上、10月の消費増税に対して大きな宣伝文句となることが予想されます。

個人消費が0.1%減、設備投資も0.3%減と出ている中で、消費税を上げると、さらにマイナスになるんじゃ......

(1~3月GDP、年率2.1%増 個人消費は0.1%減 

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL20HAG_Q9A520C1000000/

 

僕個人としては、いや、本当に個人的過ぎることなんですけれど、生活がきちい。笑

奨学金で暮らす学生をこれ以上苦しめんでおくれ。

 

 こんな夜更けにバナナかよ

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)

 

 読み終えました。最後は予期していたものでしたが、「当たるなー!」と胸の中でずっと思っていました。

第五章が大変良かったです。

 

障害者と健常者について語ることの難しさを改めて感じました。

違いはない、どちらも同じ人間だ、と言いがちですが、障害者と呼ばれる方々が、日常生活に不便を感じていることは明白でしょう。

この本の中心人物、鹿野さんにはたくさんのボランティアの方がつき、病院ではなく在宅で生活を送っていましたが、いくら生活が送れている、と言っても、プライベートのほとんどない環境に身を置かざるを得ませんでした。

気丈にふるまう一方、弱みを見せる場面も多々あり、その度「24時間、誰かとともに過ごすストレスって、とてつもないだろうな」と想像していました。

それだけではなく、残りの寿命を感じながら、生きることについて、など。

ボランティアに従事した方の考え方が心に残っています。

 

障害者の方はどうしても生活に不便なことが出てくる。

ボランティアが側にいなければ普通の生活は送れない。

だから、ボランティアである自分たちが、空気のような存在になってしまうのが理想なんだろう。

 

ただ、鹿野さんも「辛い、辛い」と言っているだけではなく、周囲の人びとに助けを求めることに躊躇せず、明るく日々を過ごそうとなさっていました。

人は助け合って当たり前、と日本ではあまり耳にしない考え方を持っていました。

 

他人に迷惑をかけないことを大事にしちゃいますもんね、僕たちは。

しかし、諸外国では、助け合うことは何らおかしいことではありません。

僕もイタリアでは、見知らぬ人びとと助け合いながら、生活を送ってきました。

迷惑をかけてもいいんだ、と誰もが思い、もっと他人との交流が深まれば、日本ももっと良い国になると思うんですけれどね。

 

他人との距離がちょっとありますよね。笑

マンションの玄関、大学のエレベーターで誰かと目が合っても、挨拶すらしないことに、未だに慣れません。

 

 死刑 その哲学的考察

死刑 その哲学的考察 (ちくま新書)

死刑 その哲学的考察 (ちくま新書)

 

今日、大学で借りました。とりあえず第二章の途中まで読みました。

文章が平易で大変読みやすいです。しかし、その中で語られていることはとても重要なテーマでした。

 

数年前より、死刑への関心を持ち続けています。

「どうして人を殺してはいけないのか?」という問いの答えで

「人を殺すということは、他人から殺されることを許容するからだ」というものを聞いたことがありました。

しかし、僕はずっと、

「殺されてもいいっていう覚悟があれば、その答えは役に立たないのでは......」と思っていました。

この疑問はあまり間違っていないようで、過去に起きた凶悪な殺人事件の中には、犯人が死刑を望んで犯行に及んだ事例がいくつもありました。

自殺する勇気がなかった、人を殺せば死刑になって死ねると思った、など。

本の第二章で紹介されています。

 

死刑が、そういった犯人にとっては、罰になりません。

ならば、死刑によって望む通りに彼の生命を発つのではなく、終身刑を科すことが、死刑以上の罰になるのでは、と考えるかもしれません。

しかし、そうすると、極刑として存在している死刑が極刑になり得ない、という別の問題が生じ......。

 

と、死刑について議論が進んでいきます。

日本は、先進国では珍しく、死刑が存在している国であり、欧州から抗議を受けることもあります。

日本の文化だから、と反論することのまずさなども、この本で押さえられています。

興味のある方は是非読んでみてください。

 

つぶやき

何をするにも、時間が限られていることを感じてしまって、日々焦るばかりです。

学生でいられる時間も残りわずかなので、一日も無駄にすることなく、より熱を入れて、勉学に励みたい所存です。