ワインは1日2 / 3本

勉強を人一倍頑張っている(と自負している)イタリア帰りの理系大学院生が、日々の勉強・読書・お酒について綴っています

ブラック研究室って中2病っぽくてカッコいいですよね

今日はある記事を読んでふっと笑い、そういえば、と僕の所属していた研究室のことを考えていました。

 

記事はこちら↓

gendai.ismedia.jp

M君という大学生の例から始め、大学は研究機関なの? それとも教育機関なの? 

いやいや両方の要素を兼ね備えてるから、びみょ~な状況で学生は研究に従事することになってるよ、と理系の僕からすると、確かにな~、とわくわくもするし、ちょっとぞっとするお話。

面白いですよ、そんなに長くないですし。

 

くすっときた理由も、ぞっとした理由も、結構思い当たったからです。笑

ここから述べることは、あくまで僕の経験を基に書いていますので、「日本の大学終わってんな!」と過剰に反応するのはご遠慮ください。笑

(まあ実際やばいとは思うんですけれど笑)

 

研究室に入る前って、てっきり教授と学生が一緒に研究するもんかと思っていたんですが、入ってすぐに「あ、ちげえんだな」と気付きました。

一緒にやるどころか、いきなり目的もよく分からないまま丸投げで、

必死こいて結果を持って行くと、「だめじゃないこれ~」と叱られて僕の研究はスタートしました。

 

厄介なことに、教授の性格や研究室の方針って、所属するまでよく分からないんですよね。笑

僕は「まあ選んだのは僕だし、投げやりになっても仕方ないしな」とやけになることはなかったんですが、同級生は「何じゃここ」と絶望したのか、記事に出てくる学生のように、さぼり戦士になっていきました。

 

学部生の頃は、別に同級生がさぼろうがどうしようが関係なかったんですが、修士になると、研究で困ることも増えて、「てめえ研究室こいや......」とイラつくようになりました。笑

まあ大学にいる理由も目的も、人それぞれ違うから仕方ない、と言われれば、そっかあ、と返すしかありませんが。

 

で、記事にもある通り、僕たちの研究室も成果を上げなきゃ金は取れん! ということで、研究しろ研究しろと教授が迫ってくるんですが、

未だに気にくわないことに学校に来る人にだけプレッシャーをかけまくって、来ない人には何も言わなかったんですね。笑

というわけで、行けば行くほどきつくなる、という夢の負のスパイラルが出来上がっていたのがうちの研究室でした。笑

まあ、教授の立場からすると、来ない人に言っても結果は期待できませんからね。

仕方ないっちゃあ仕方ないですが......。

 

うちの研究室の性格が露わになった瞬間がありまして。

僕がイタリアに発つことが決まると、「やべ、こいついなくなるやん」と気付いた先生が目の色を変えて、僕に「論文を書け、論文を書け」とめちゃくちゃ言うようになりました。笑

成果がね、欲しかったんですね。笑

それと同級生がまあ研究をサボっていたので(今はさすがにやっていると思いますが)、僕以外当てにできなかったんですよね。自慢じゃなく、事実として。

書かないと卒業できないぞ、とか、奨学金無償にならないぞ、とか色々言われて、

「あー、めんどくさいな。とんでもねえこと言うな」とのらりくらり。笑

 

記事の中では、教育機関としての一面も扱われていますが、僕のところはー......どうだったんだろう。

いや、論文も書こうとはしたんですよ。そりゃ書いた方が箔もつきますし。

けれど、いざ書こうとしたとき、全く書けなかったんですよね。

英語が分かる分からないの前に、論文の書き方そもそも分からねえぞ、と気付き。笑

 

正確に言うと、書き方が分からないというか、書くために必要な研究の目的であったり、考察であったり、そういった知識や力が全く備わってなかったんですよね。

あー、放任主義だなあ、と思うと同時に、それまで言われた通りにしかやっていなかった自分を強く恥じました

情けねえなあ、うちの研究室やべえな、と思いながら、日本を発った次第です。笑

 

元の記事から話が逸れてしまいましたが、軌道修正しませーん。笑

その点、ヨーロッパの論理力は凄いと思います。

プレゼン一つ見せただけで、死ぬほど指摘されて「ごめんなさいごめんなさい......」と思いつつ、すごいな、と感動するばかり。

 

で、今、レポートを書いていますが、研究について一週間かからないくらいで書けちゃったんですよね。英語で。

もちろん今修正や見直しをしていますが、一応、形になった文章がこんなにパッと書けるなんて!と我ながらびっくりしました。

取り掛かる前に、ちゃんと研究の目的を説明してくれたり、その後もスライドを死ぬほど指摘してくれたおかげで、笑

いつの間にか自分の中で、目的とか手順とかが洗練されていったのだと思っています。

 

まあ分かんないです。笑

「ヨーロッパすげえ! 日本やべえ!」と単純なことを言いたいわけじゃなくて。

企業なので、そもそも目的が明確なものしか取り掛からないのかもしれないし、

ここの企業にいる人たちが、エリートばっかなのかもしれないし。

まあそれにしても、うちの研究室はピーでした。笑 みんな元気かなあ。

 

あと二か月もしないうちに、また研究室戻るのかあ。

僕のいた研究室は今年度でなくなっちゃうので、戻ったら他のところへ所属することになります。あーあ。笑