ワインは1日2 / 3本

勉強を人一倍頑張っている(と自負している)イタリア帰りの理系大学院生が、日々の勉強・読書・お酒について綴っています

イタリアのロックバンド

Weezerが新曲のMVをYouTubeに投稿した。

 

 

Weezer - Zombie Bastards
 

概要欄に次回作となる「Black Album」の発売日が書かれていたが、

何と来年の3月!

ボーカルのクオモは、2018年2月のインタビューで、「2018年の5月には......」と語っていた。本来の予定日から、約10カ月後の発売となる。

 

それはさておき、Weezerは現在、一体どのくらいの知名度があるのだろうか。

僕より上の世代はきっと知っていると思う。しかし、同世代に知られているとはあまり思えない。

1994年に発売された通称「Blue Album」は、デビューアルバムながら、今もなお名盤として語り継がれている。

僕も、Weezerで好きな曲は、と訊かれると、このBlue Albumから挙げるだろう。

Say It Ain't Soは曲の構成も良いが、歌詞がずば抜けて良い。アルコールに溺れた父への(正確には本当の父)、息子の思いを歌ったものだ。2回目のサビの後がたまらない。

Buddy Hollyも力強くギターを鳴らす曲でありつつ、歌詞はちょっと可愛いストーリーを元に書かれている。

 

Weezer - Say It Ain't So

 

Weezer - Buddy Holly

 

最近のWeezerの曲は、過去のロックバンドらしさを捨てて、今の流行りを取り入れたような、何と表現すべきか分からないものが多い。

昔からのファンにとっては、受け入れがたい曲調であろう。けど、僕はそれでもWeezerらしさが感じられて、割と頻繁に聴いている。

ロック調というか、最近のディスコっぽい雰囲気を入れていない曲も出している。

オリジナルではないが、TOTOのAfricaのカバーは、何度聴いても飽きない。

 

Weezer - Africa

  

 

ちょっと前置きが長くなった。

Weezerの話はまた今度するとして、僕の書きたい話はイタリアのロックバンドについてだ。

 

イタリア語を勉強するために、僕は日本にいるときから、好きなイタリアのバンドを見つけて、その歌詞でも読みながら勉強しよう、と心に決めていた。

英語を勉強していたときも(勿論、今も勉強中だが)、アメリカのメタルバンドのインタビューや記事が読みたい一心で、毎日あんまり苦に思うことなく頑張っていた。

イタリアでも同じように、イタリア語を叫ぶハードロックやヘビメタバンドを好きになれば何とかなると思って、Googleで検索をかけていた。

 

が、

見つからないのである。

イタリアのメタルバンドは検索してもなかなか出てこなかった。

 

じゃあ現地の方に、と思って、語学学校の先生に「音楽と結びつけて勉強したいから、イタリアのメタルバンドを教えてくれないか」と授業の終わりに訊いてみたものの、次の日に「ごめんなさい、イタリア語で歌うメタルバンドは見つからなかったわ」と残念そうな顔で返された。

 

イタリア人の同世代くらいの方にも、泣く泣くメタルは諦めて、「好きなイタリアのバンドを教えて欲しいんだけれど」と尋ねたが、どうやらイタリアにはそもそもバンドが少ないらしく、「ごめん、知らない」と言われた。

 

一度、ロック好きのイタリア在住ロシア人と出会ったとき、彼ならと思い「イタリアのロックバンドを教えて!」と興奮しながら訊いたが、彼は首を振って、「イタリアにまともなロックバンドはいないよ」とあっさりと言った。

 

そう、イタリアにはあまりロックバンドがいない。

いるにはいるが、聴いてみてもピンとくる曲はほとんどなかった。

その代わり、ソロの歌手は覚え切れないくらい沢山いる。そしてイタリア語がそもそも音楽っぽいせいか、何だか甘い曲ばかりが多い。POPばかりだ。

 

ロックじゃなきゃ嫌やぞ、と初めは真剣に聴いていなかったが、ラジオで流れるたびに、あれ、この曲は良いな、と感じるものもいくつか見つかった。

その中でも、Spotifyで検索し、自ら聴いているのはこの曲だ。

 

ULTIMO - POESIA SENZA VELI

 

この文章を書きながら、初めてMVを見ているが、映像も綺麗で、あんまりチャラくないので、好きだ。

そしてやっぱりイタリア人は映えるなあ、と改めて感じている。

 

僕も歌詞をちゃんと読んでいないので、意味はほとんど分からないが、良い曲だな、ということは分かる。

 皆さんにはどう聴こえるだろうか。